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【送料無料】TCB jeans Viktor's Voice Project Two Cat's Blouse

TCB jeans Viktor's Voice Project Two Cat's Blouse

『Viktor's Voice Project』

2020年12月、TCB創設者の井上 一氏がVintageコレクターViktor Fredbäck氏にコンタクトした事からスタートしたこのプロジェクト。

かつて存在した有名な音響メーカー「Victor」のストーリー(亡くなったご主人の声が聞こえる蓄音器から離れない犬の話)になぞらい「Viktor's Voice Project」と銘打たれます。

Viktor Fredbäck氏からの命賭けのコレクション(声)をTCB jeansが蓄音器として皆さんにお届けしたいという気持ちが込められております。

製作にあたり、Viktor Fredbäck氏からTCB創設者の井上 一氏への条件はただ一つ。

「俺が納得するレプリカジーンズが作れたら、世に出して構わない。」

TCB jeans としても満を持しての新リリースです。

その拘り一つ一つのストーリーも含めて楽しんでください。





【送料無料】TCB jeans Viktor's Voice Project Two Cat's Blouse

価格:

31,000円 (税込 34,100円)

[ポイント還元 1,023ポイント~]
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【重要注意事項】
本製品は古き時代のディティールを忠実に再現しており、特に針付きバックルに関しましては、針によるケガや衣類や家具などに傷を付ける恐れがございます。
ご購入に当たっては商品特性を充分にご理解下さいます様お願い申し上げます。
ご使用によって生じた損害に関しての責任は、当店では一切負う事が出来ませんので予めご了承下さい。




『TCB jeans』
岡山県倉敷市児島にある縫製工場を拠点とするTCB jeans。
ビンテージと呼ばれる時代の製品を細部にまでこだわり魅力を最大限引き出すモノ作りをしているファクトリーブランドです。


【生産国】
・MADE IN JAPAN

【素材】
・COTTON 100%

【サイズ(ワンウォッシュ)】




※製品の特性上、サイズには若干の個体差がございます。
※サイズ40から50は背面はセパレート仕様になります。
※商品画像の色味は出来るだけ実物に近づけておりますが、ご使用のディスプレイの設定等により色味に違いが出る場合がございます。
※黒ラッカー塗装の金具およびボタンには製作上の過程で傷や塗装はげがございますが不良品ではございませんので予めご了承ください。



【DETAIL】



不謹慎かも知れませんが、コロナ禍をポジティブに取ってみましょう。
いつもネガティブな状態の時、私は闇夜にならないと見えない物や事がきっと 有ると自分に言い聞かせます。
そう、普段太陽が昇ってる内は星を確認する事が出来ないし、その存在さえも 忘れてますよね。
昔話ですが、私が子供の頃に1時間有ったか無いかの急な停電に両親は慌てていました。
一方、私はというと停電はそっちのけで、窓から星を眺めて闇夜の星の綺麗さに感動した事を覚えています。
現在コロナ禍と言われて1年半は経ったでしょうか?
色々な常識や生活が変わりました。国内外問わず古着屋を巡りインプットする事によって次に作りたい物や欲しいミシンを考える時間が大好きで、私にとっては大切な時間でもありました。
でも、その時間を取る事は物理的に難しくなりました。
きっと形は違えど、皆さんの生活からも沢山の事が奪われましたよ ね。
そしていつもは人見知りな私でさえ 『最近初めまして!って言ってないな…」
出掛けられないって状態ってことは、物も含めて新たな出会いが無いってことでもあり、淋しいなって事に気付きました。
きっと痺れを切らしたんだと思います。
不謹慎ですがコロナになってないとこんな行動に出なかったと思います。
メッセージボックスを見返すと2020年12月
私は以前からSNSで見ていたVintageコレクターViktor Fredbäckに私は、まるで街で偶然出逢ったのと同じ様な感覚で連絡を取りました。
『Hello Iʼm Hajime』
まるで子供の時に見上げた 停電時の星を観た時と同じ感情です。


返信が来たらラッキー位の気持ちだったんですが、 意外とフランクに返事をくれて、Viktorの奥さんがTCBのseamenを持ってるよーと教えてくれました。
私は率直に 「岡山でモノ作りをしてる。ただ、コロナ禍で海外は疎か、東京にも行け ない日々が続いてて、新たなVintageの出逢いを求めてるんだ!」 と伝えました。
その私たちの言葉に対して彼はどう思ったのかは分かりませんが、FaceTimeで自宅の雰囲気やVintageコレクションを沢山紹介してくれました。
Vintageコレクションルームに置いてあった漫画でしか見ない様なネズミ取りの仕掛けさえ印象的だった事を覚えてます。
最後にVintorは額装されてたジーンズを私たちに見せてくれました。
そのジーンズこそが『OLYMPICレーベルのブラウンジーンズ』
私はすぐにそれを参考にジーンズを作りたいと伝えました。
彼からの答えは 『Yes!』
『ただ条件が有る。俺は命を賭けて洞窟に入ってジーンズをハンティングしてる。だから同じ気持ちで作ってくれ』
私たちは
『もちろん!じゃあまずは俺たちが作るこのジーンズを観て欲しい!』
2020年冬 Viktorと私たちで新たなプロジェクトが始まった瞬間でした。
ビクターっていう響きを耳で聞くと、かつて存在した有名な音響メーカーを思い出す人も多いと思います。
亡くなったご主人の声が聞こえる蓄音器から離れない犬の話が私も大好きです。
さて、得意の親父ギャグ?って言われそうですが、 今回のこのプロジェクトはMaster(Viktor)からの命賭けのコレクション(声)をTCBが蓄音器として皆さんにお届けしたいという気持ちから VIKTOR'S VOICEというプロジェクト名にさせて頂きました。
既に針はレコードに落とされました。是非この声に耳を傾けて下さい。


”大学時代にボロくて狭いアパートメントの一室で、ルームメイトが持っていた雑誌や本を読んだんだ。
その本はビンテージジーンズに関する内容で、すぐにその写真に釘付けになったよ。
大学で学んでいた文学では知り様が無かったことがそこにある気がしたんだ。
当時のビンテージを発掘し、分析することで、一人の人間の人生物語そのものをブルージー ンズを通じて感じられる様な気がするんだ。”
彼が今回TCBのプロジェクトに協力してくれたViktor Fredbäck さん。
世界的に有名なジーンズハンターである彼は、Gold Rushから早や50年以上の月日が経った今でも、ブルーゴールドを掘り起こすために命を掛けて今や廃坑となった金山に赴いています。
ヘルメットの明かりのみを頼りに、いつ退路が閉ざされるかどうかもわからない危険な坑道で、100年以上前の遺産を掘り起こす生粋のデニムフリークです。
道なき道を進み、瓦礫の山を堀り起こして見つけられた彼のコレクションは世界 で1点しか見つかっていないスーパービンテージも多数あり、世界各国の博物館で歴史的資料として保管されている個体も数多くあります。
今回、彼が快く貸し出してくれたOlympic Brandのジーンズも2021年現在、世界で1本しか確認ができていない個体です。
今回、TCBとプロジェクトをする上で、彼から出された条件はただ一 つ。
”俺が納得するレプリカジーンズが作れたら、世に出して構わない。”
彼のジーンズに対する想いとLOVEに応えるため、TCBとしても満を持しての新リリースとなります。
その拘りを一つ一つ紐解いていきますので、そのストーリーも含めてぜひ楽しんで頂ければ幸いです。


いつも生地を作る時は綿から選びます。
今回はDENIMは1910年代のAmoskeagのスクラップ生地を参考に作ったのですが、ファーストインプレッションですぐムラの激しさが特徴的だなと思いました。
『ストラクチャーデニムにする?』 (1本の糸に3番手以上のムラを人工的に作られた生地。
色落ちは雨が降った様な表情と表現されますが個人的にはVintageとは違う気が....)
Amoskeagの生地を裸眼で見てもルーペを見ても、それとは違うムラ感だと気付き、それをどう再現するか悩みました。
色々悩みましたが、未だかつて聞いた事の無い方法を思いつきました。
恐らく100年前の生地の紡績は不安定であるという仮説の元、 その不安定さを再現しようと、各社色々なムラ形状の糸を作っています。
もちろん、今回もTCBはムラ形状にも拘るのですが、プラスアルファをしたくて、一つの生地の経糸の中に2パターン異なる撚りを合わせることで染めに変化が起こることを狙ってます。


ここは職人の勘も頼りにしながら80%を少し強撚に。
残り20%を撚り回数を半分に減らして糸を作って貰う事にしました。
強撚の方が藍の染まり方が浅く、色落ちが早くなる為、Vintage同様のムラの強い縦落ち感が生まれるので無いだろうという仮説の元です。
ビンテージ でも、色が落ち始めたジーンズをよくみてみると全体的に色が落ちる中で、数本縦方向にサーっと色が抜ける糸がありますよね。
これは、撚りの強さによってインディゴがどれほど浸透するかが違うためです。
(撚りが強い=インディゴが浸透しづらい=中ジロの部分が多くなる→色落ちが早い)
もちろん当時、そんな撚り係数を意識して狙って生地が作られたことなど無いはずですが、結果論として撚りの回数が不安定だったはずです。
それを証明するが如く、右手の生地上部には強い点落ちが見られます。
ムラ糸では無く、ムラ撚りとでも言いましょうか。
綿の産地もEMOT(イースト・メンフィス・オーリンズ・テキサスの混綿)にアメリカ南西部のピマコットンを混ぜています。
ピマを混ぜることでクリーミーなビンテージらしい綿色と変化します。
こちらの糸を使った今回の生地は10.7ozとなります。


ジーンズの染めの歴史を探ってみると、Amoskeag時代はまだ本藍を使っての染めであることは確実です。
そして、染め方もかせ染めであったはずですが、ビンテージ自体は通常の中ジロがあるデニムと同様に色落ちが見られます。
そこで、今回は本藍を使ってのロープ染色にて、ビンテージ同様の中ジロを再現して頂きまし た。
TCB井上の故郷には機屋さんも染屋さんも沢山ありますが、その中で本藍ロープが出 来る工場は非常に限られています。
合成染料と違い、本藍は糸への浸透度が低いため、企業秘密の特別な染色方法を用いて染められています。


Indigoは本藍をロープ染色で16回染め。
今回、Indigo denimの狙いはザラ付きの強さとムラの強い縦落ち感です。
その為にはシャトルの回転数を限界まで下げてゆっくりと織って頂いてます。
写真でも、デニム表面の凹凸感が伝わるかと思います。
今回、洗い上がりのファーストサンプルで耳幅に若干の違和感を感じました。
機屋さんに無理を言って、最終製品は耳幅を合わすために生成りの縦糸の本数を増やしたので、通常は行わない機械の上部から縦糸を供給する形で対応して頂きました。
織る際は、サイジングと呼ばれる糸への糊付け作業を行いますが、後追いで経糸を増やしたので、事前にサイジングをした糸との調子を合わせるために1本1本職人さんがその作業をしてくれました。
因みに、工場長からのメッセージで、非常に手間暇がかかっていますとちくりと刺されてしまいました。


Vintageを参考に向こう布はアイロンせず切りっぱなしで縫いつけてます。
ポケットに手を入れて、掌がくる部分を引っ張り出してみると、通常は内側に折り込むのですが、ビンテージは綺麗に処理がされていません。
見えない所は、生産効率優先したのか、Levisのセカンドラインとしての位置付けのためこういった簡易仕様になっていたでしょうか。
布パッチはリネンを採用、着込むとVintage同様にプリントが擦れてきます。
このパッチのデザインはあえてTCBという文字は入ってません。
それは私たちからするとTCBと気付いてくれるかな?と不安もありますが、元ネタもOLYMPICのラベルには一切Levisと入って無い為TWO CATʼSをメインにしてます。
また、ベルトループがまだ無い時代のモデルですが、俗にいう”バンザイ”と同じ方法でこのパッチが縫い付けられています。
*帯上部のステッチを縫う際に、パッチも含めて一筆書きで縫い付ける方法。
糸を切る回数が増える=生産効率が落ちることから考えられた縫い方だと想 像できます。


Olympicモデルとループ付きの201の帯裏です。
何故か帯下の下糸がどちらもブラックなのでTCBでもブラックで縫いました。
そんなに太くない30番手の糸なので一瞬本縫いと間違えてしまう位に縫い目が生地に沈ん でしまっていますが、しっかりチェーンです。
(左:Vintage/ 右:TCB)
オーバーロック部分の幅や形状も、ミシンの調整により再現しています。
俗にいう”細ロック”と呼ばれる形状です。
これもTCBでは各モデル毎に細かく調整してありますので、お持ちのTCBジーンズ と比べてみてください。


戦時中にドイツからインディゴの輸入が不可能になってLogwoodを用いる様になったとは先述してますが、そんな時代に何故かボタンホールが開いてる比翼布のみIndigoを使われてます。
これは何でなんでしょうね。
何かのメッセージなのか、それとも工場で比翼布を備蓄してボタンホールで開けといてストックしてたからIndigoを採用したのでしょうか…
色々な想像が出来ます。
先ほどの向こう布同様、このフライ部分も着用時に見えないパーツではありますね。
(左:vintage/右:TCB)
因みにトップのボタンホールは通称99の流れハトメ、比翼のボタンホールは71の眠り(シャ ツ穴)になります。
(左:TCB logwood 右: TCB Natural indigo)


巻きの高さもこの時代特有の右後ろ高なので、ウエスト側から巻く仕様になります。
ジーンズのお尻部分の左右の生地どちらの生地が上になっているか、ご自身のジーンズと比べてみてください。
表から見るときっと、左の生地が右に乗っかっているかと思います。
違うよ!と言う場合、それは20年~それ以前のモデルのはずです。
それと、この年代のカバーオールやオーバーオールでも見かける仕様ですが、下糸が生成りです。
これは勝手な想像ですが、恐らく染めてる糸よりも生成りの糸の方が安かった。
だから下糸が表に出てくる事の無い様にチェーンステッチを生成りにしたのかな?
あくまで妄想ですね。
これまた着用時には見えない部分ですね。
(左:vintage/右:TCB)
OLYMPICモデルの巻き縫いはVintageを参考にUNIONSPECIALの35800の9/32イン チを使いました。


一回の縫製でダブルステッチが縫える2本針ミシン。
現在の感覚だとこのミシンで角を綺麗に縫い合わすのが腕の見せ所ですが、100年前の縫い方はいかに角を止まらずに丸く縫うかが腕の見せ所だったのかも知れません。
いやもしかしたら何も考えて無かったのかも?
強引に曲がって行く為、内輪差でステッチのピッチが一瞬狂ってるのが確認出来ると思います。
(上: Vintage 下: TCB)
解けた左後ろポケットの下糸で確認出来るのですが、縫製糸は当初結構ビビットで あろうオレンジ色を使っていたことが分かります。
Vintageは相当生地や縫製糸が汚れておりますが、こういう残ってる部分から糸の色や番手を拾い出しております。
Logwood Brownにビビッドなオレンジがいい塩梅でマッチします。Yummy!


この時代のRivetは打ち抜きリベットですが、先端が潰れています。
しかも、先端に何か打ち痕が確認が出来ますね。
当時手打ちだったのか、カットするタイプっだのかは定かで無いですが、取り付け工程で必ず付いてしまってた痕なんだと思います。
これを再現すべく、TCBではこの形のリベットを作るので無く、いつもの打ち抜きリベットを打った後、再度一個づつ加工してこの打ち痕を入れております。
なので、凹みが真ん中に行く物もあれば端に寄る物も有りますので是非お手元に届いた時楽しみにして欲しいDetailです。
因みに後加工を入れておりますが、バリが発生する訳で有りませんのでご安心下さい。
デニム業界の先人等のお陰もあり、実は様々な形でのリベット潰しの型が既に存在します。
ですが、今回のビンテージの潰し形状にはどれも遠からず近からずという結果でしたので、今回リベットの潰し型も、このモデル専用の特注仕様です。
左の写真が最終仕様のリベットです(真鍮製)。


VintageにはL.S.&COと刻印されておりますが、TCBではSOLIDEを使いました。
Vintageでは地金が出てたので鉄のシルバー色を元々採用してましたが、Viktorとのディテール検証の結果、シンチバックも黒ラッカー仕様であった可能性が高いということで、Viktorʼs Voiceに従って、黒ラッカーの特注品です。
※黒ラッカー塗装の金具およびボタンには製作上の過程で傷や塗装はげがございますが不良品ではございませんので予めご了承ください。


こいつはJacketって呼ぼうと思ってましたが『501XXは誰が作ったのか』で掲載されてる様にOLYMPICシリーズはBLOUSEと記載されているのでBLOUSEと呼ぶのが気分ですね。
袖山も低くアームホールも直線的な為、着用を重ねていけば、S40's同様に前身頃に独特な縦ジワが入ります。
大半の人が1stタイプと呼ぶでしょうし、それとは何が違うの?って話になると思うので触れさせて頂きます。
まずは襟が耳使いの長方形の為、着用時横に広がる少し小ぶりな襟が特徴です。


肩幅も広いのでバストをジャストで着用しても自然と肩が落ちクラシックな印象です。
オーバーサイズで着用せずとも、少し今っぽい肩を落とした着用感になります。
腕まわりもゆったりと余裕がありますので、インナーも選ばず、便利に着ていただけるかと思います。
フロントポケットも、通称ダウンポケットと呼ばれる通常の506で見られる様な位置よりは低く、個人的はこの位置が実用的な気がします。
いつも通り、サイズ40からはT-back(背面セパレート)仕様となります。

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